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思想なき技術は、テクノロジーに淘汰される

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8月3日(土)
渋谷で 半分解展研究所Vol.2 を開催する。

半分解展研究所は、半・分解展から派生したイベントだ。
私が「今」興味があり、やってみたいことを実験的に行う場だ。

なんといっても今は「3D」のことが頭から離れない。

半・分解展は、100年前 200年前の衣服を分解/再構築し「着心地」を表現するアナログちっくな展示である。
しかし、毎回必ずテクノロジーに関するプレゼンテーションを行っている。


プロのパタンナーであるちゃまさんが、半・分解展に展示される衣服を3D上で再現し、同時進行でピン打ちを行う。デジタルとリアルを行き来し、より深く構造を理解することを目的としている。


8月3日の半分解展研究所では「アパレル 3D ミートアップ」と題し、これまでとは違う形で3Dを探る。

タイトル通り、アパレル側に焦点を当てたものだ。
今日日、「ファッションテック」はポピュラーなテーマになっているが、そのほとんどが「テック側」のみで取り上げられることが多いのではないか。

ましてや3Dに興味がある現場のデザイナーやパタンナーは、大型展示会などで開発メーカーによるプレゼンを一方的に聴くことしか出来なかった。

私も3Dは知ってはいたが、自分事として接する機会がなかった。
自分には関係のないテクノロジー界の話しだと思っていた。
しかし、身近なパタンナーやデザイナーが仕事で扱う姿を見て、初めて強く惹かれた。


「アパレル 3D ミートアップ」では、実際に現場で3Dモデリングを使用するデザイナーとパタンナーから、生の声を聴きだす場とする。
日常における3D作業の実演や、参加者を交えたクロストークを行い、さまざまな視点から意見を出し、集合知を深めたい。


ゲストは、HATRAデザイナーの長見氏 と パタンナーのちゃまさん の2名だ。
今回、使用するソフトは「CLO」である。


アパレルのデザイナーやパタンナーが今後、テクノロジーとどのように向き合うか?皆さんと考えていきたい。
そして、仕事を受ける側の「縫製業」の人たちにも、大きな受注改革が起こると予想する。
幅広い業種の方と出会えることを願う。


以下は、私が以前tweetしたものだ。











































他人事ではない。
なんて素敵な未来なんだろうか。

どの道に、歩みだそうか。


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