2015/11/16

N.T

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先週8日、友人の結婚式に参加してきました。

横浜のベーリック・ホールで行われた式は "つくり手の顔が見える" 友人らしい、素晴らしい式でした。

例えば、ウエディングケーキはPompon Cakesさんが。 フラワーコーディネートははいいろオオカミ+花屋さんが。 新婦のドレスはHome Clothingさんが。。。その他さまざまな製作に関わった人の温もりが伝わってくる。そんな式でした。

そして、私も、新郎のスリーピース+ネクタイを製作しました。


「個人」に対して服づくりをしたのは、今回が初めてでした。
それも結婚式に着るスーツなんて。!

あくまでも、私の本職は「既製のカジュアルウェア」で、注文服である「テーラーメイド」は勉強の為にやっている程度です。

なので、彼から「つくってほしい」と相談を受けたときは、お断りをして別のテーラーさんを勧めました。


しかし、数ヵ月後に 「長谷川につくってもらいたいんだ」 と、再度持ちかけられ、引き受けることにしました。

"そう"云ってもらったから、引き受けたのではなく、私も 「彼の晴れ着ならつくりたい」 と、思い、引き受けたのです。


彼とは地元も違えば、学校も違い、物理的に遠い存在だったのですが、何故か高校時代から土日だけ原宿で会う不思議な仲でした。 TUNEに載ってます。笑
高校卒業後も彼は大学、私は専門にと、相変わらず近くには居なかったのですが、年に数回細々と会っていました。
つまり、仲が良かったんです。感覚的に。 他の誰とも違う不思議な友情です。


そうして、2度の仮縫いを経て、式の4日前に滑り込みセーフで納品しました。

生地は、ラバットミルのキッドモヘア 
芯地は極力省き、軽く・薄く。 肩パットも入れていません。
しかし、胸の薄い彼が着ても栄えるように、バストドレープはしっかりと取りました。
裏地は極薄のコットンキュプラで毛芯が透けて見えます。 しかし、ベストの後身は100番のラミーを使用してジャケットを脱いでも様になるようにしました。 芯地にも使用しています。
パンツはノーループ。 天狗を抜いてシームホールにして軽く仕上げています。 ネクタイは5ッ折の総手縫いです。



個人につくるのは、とても緊張しました。
もちろん「結婚式のスーツ」と云うプレッシャーもありましたが。。。
若干、眠るのが辛い日もありました。

しかし、新郎新婦の入場で、カメラのフラッシュを浴びるスーツを目の前にしたときは、感慨深いモノがありました。 新郎より自分の方が緊張していたかもしれません。
またひとつ勉強させてもらいました。 ありがとう。

そして、本当におめでとう。 これからもよろしくね。


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