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French Hunting Jacket 6-2

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この投稿でFRENCH HUNTING JACKET特集はひとまず終了とします。


それでは、前回紹介したLODEN CLOTH SHOOTING JACKETの裏側を紹介します。
正直、このジャケットの見所はLODEN CLOTHの素材感とPIVOTの構造くらいでして、裏側の構造などは、あまりオモシロクないです・・・
でもまあ、イロンナ発見もあったのでかるーく紹介します。


まずは表身頃の裏側から。ドゾ



おもいっきり接着芯です。
このジャケット、接着芯のオンパレードです。チョット悲しい

この芯はテーラードジャケット用ですね。


結構、手の込んだ接着芯です。
完全接着タイプのモノで、ガッチリくっ付いてます。





続いて後身頃のアクションプリーツ部分。
この「Action Pleats」と云うデティールが私大好きでして、よく製図してました。


アクションプリーツにはゴム有り・ゴム無しとありますが、私は基本的にゴム無し派です。ナンカヤラシイ

ゴム無しだとプリーツがちゃんと元に戻らないんじゃないか?と思う人もいると思いますが、プリーツ幅を大きく取り、この写真の様にプリーツの土台になる部分に芯などを貼り、ハリを持たせれば、ちゃんと戻ってくれます。
まあ、時と場合によって使い分ければイイんですケドね。




上記、二枚の写真は衿とフロントポケットです。
「ホント接着芯バカリダナー」と思ってくれればイイです。
なんか、こう、感動する発見はありませんでした・・・すいません。

肩パットや裄綿(タレ綿)も特にまあフツーでした。すいません。




それでは、最大の特徴であるPIVOT SLEEVEを見てみましょう。!


まずは、右外袖です。
前回のPIVOT SLEEVEとは違い、外袖は通常の形をしています。



続いて、右内袖。
内袖は変わった形をしていますね。
何故この様な形になったのか考察するのが楽しいです。



外袖線を合わせてみたときの袖付け線。


内袖線を合わせてみたときの袖付け線。




で、


前回の様にトレースしてみました。
テキトーになぞっただけなので参考程度にドウゾ。





以前のように太線でまあ、フツーの袖付け線を描いて見ました。

「なんだ。内袖の三角部分がゆとりなだけかよ。ツマンネエナ。ドアホ。ボケ。」
と思うかもしれませんが、チョット待って下さい。


テーラードスリーブの内袖ってこんな形でしょう?


外袖より小さくて愛らしい感じがフツーの内袖だと思うのですが、ピボットスリーブだとそれがチョット変わってきます。(モノによりけり)

PINKの斜線がゆとり分量デス。

まあ、図の通りなんですが、内袖が外側に大きく倒れこんでいます。
それにより袖幅が大きくなり運動量が確保出来ます。
また、こうでもしないとPIVOTのAH(アームホール)と袖付け線の寸法が合わないんです。
やろうと思えば、袖幅を変えずに合わせることも可能ですが、そうするとカマ深寸でイロイロと問題が・・・

また、内袖を内側に倒して袖幅を確保することも出来るのですが、そうするとトンデモナイ袖になります。と云うか、なりました。




チョットこの記事を書いていて思ったのですが、PIVOT SLEEVEをHunting Jacketのカテゴリーの中で書ききるのは不可能だと気付いたので、PIVOT SLEEVEをひとつのカテゴリーとして新たに投稿します。
私がやらないで誰がやる。!



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