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French Hunting Jacket 4

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まだまだ、続きます。
写真数が非常に多くUPするだけで大変です。もうヤケクソッス。





さて、今回紹介する1つめのハンティングジャケットは私の友人K君の私物です。
1940年代頃のアイテムになります。
フランスのハンティングジャケットの定番的なデザインのモノになります。





このジャケットの持ち主のK君は某仕立て屋に勤めています。
彼の服に対する姿勢は非常に謙虚で何時も"気づかされます"。勉強させて頂いています。

彼の勤めるテーラーですが、先月のFREE&EASY週刊ダイヤモンド別冊に商品が見開き1ペエジでデカデカと紹介されていました。(写真撮っておけば良かった・・・)
もちろん、オーダーメイドの商品で価格は30万円前後。
彼はオーダーメイドの工房に勤めているひとりなのです。正直スゴイです。

FREE&EASYに紹介されていたジャケットはハンティングジャケットでした。
固いイメージのあるオーダーメイド、それも老舗のテーラー。
そんなテーラーでハンティングジャケット造る人は相当オシャレなんダロナー。

このジャケットを購入した理由を「勉強の為」と彼はスッパリ云いきっていました。!




袖下の構造もPivot Sleeve(ピボットスリーブ)です。
こちらは鎌底(アームホールの底)の形状が台形や三角ではなく通常の丸型でやや深めにとられています。
ミリタリーモノのM-1943やField Jacketもこの構造になっているものが多いです。
ピボットスリーブの"ソレ"とはまた若干違いますが・・・



裏から確認するとピボットのゆとり分量がどの程度か分かります。
このジャケットは極わずかですね。





ボタンは「ラッパボタン」です。
40年~以降は動物ボタンではなくラッパボタンが主流になってきます。













続いて紹介するモノはLILY1ST VINTAGEセレクトによる古着の取扱店舗であるFloraisonのBlogから拝借させて頂きました。
ヨーロッパの古着をネットで調べていたところHitしたのがこの「LILY1ST VINTAGE」
古着のセレクトが非常に素晴らしく、大阪のコンセプトショップfloraisonに実際に足を運んでしまいました。
実際に眼で見て、手で触れ、改めて感動しました。
不定期に都内でも展示会を発表している様なので、機会があればもう一度拝見したいです。




このジャケット、実際に手で触れてみたいです。
私が大阪に行った際には既になく残念な思いをしました。嗚呼。


この背中。まさに私のド・ツボです。大好きですこの背中。
ウエストベルトにタック取り・・・
お腹一杯です。






こちらもLILY1ST VINTAGE様から。






このジャケットは実際に見ることが出来ました。
素晴らしかった。
とても温かかった。温もりデス。






第4回目のFrench Hunting Jacketはチョット番外編のようになってしまいました。
次回でNO.11とNO.12を紹介しFrench Hunting Jacket特集はひとまず終わりとさせて頂きます。
NO.11とNO.12はどちらも解体済みです。
パターンの構造・仕様など、ジックリ紹介しようと思います。

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