昨年末に製作したLovat Millのウールモールスキンのジャケット。
完成写真を載せていなかったのでUPしたいと思います。
製作途中の記事はコチラから
衿の後に縫い目が入るデザインにしました。
悪目立ちはしません。寄ってみて初めて気づく程度です。
衿の後ろに縫い目がある代わりに、ゴージに縫い目はありません。
そこにチェーンステッチを施して「フェイクゴージ」をつくりました。
これも言わなければ、ほぼ気付かれません。
胸ポケットにも同様にチェーンステッチを施しています。
生地同色でさり気なくです。
袖は特徴的にしました。
たっぷりとゆとりをとった太い袖がズドンと付きます。
肩にはクンニョが付きます。
裏地はミリタリーカラーの高密度コットンサテン。
表のモールスキンに負けない強さがあります。
玉縁も独特なつくりかたをしています。
ww2のチノトラウザーズなどに採用される頑丈な手法です。
刺繍は遊び心。
衿が綺麗に収まらなかったので苦肉の策で布を足しました。
大抵の場合、衿腰に切込みを入れアイロン操作すれば問題解決します。
1度水に通して、こんな感じに仕上がりました。
ダブルフェイスに向けての良いサンプルとなりました。
気になった点を修正して、いよいよ本番に挑みます。
明けましておめでとうございます。
今年も服づくりをします。宜しくお願いします。
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