5月某日 晴れ
代官山にて。
Shopping中のひとコマ。
「欲しいモノは4、5年経ってから買ったりしているな」
「そんなに待ってたら、無くなっちゃうじゃん」
「それくらいで廃れるモノは買わないよ」
私のこの返しに、彼女はえらく感心したそうな。
4、5年で廃れてしまう様な製品は買わない。なんて、そう簡単に云えるセリフじゃないよ。と。
社会人4年目。
最近になって、徐々に欲しかったモノを購入出来ている。
私の部屋の片隅には「欲しいものリスト」なるものが貼ってある。
このリストは、学生時代からあるもので、半年に1回程度の割合で更新されていく。
大抵、常時10点程の製品・経験がPick Upされており、購入済み・経験済みになると斜線が引かれ、半年後には紙面上から消えていく。
しかし、その中に、もう何年も斜線を引かれずに(引けずに)いるモノがある。
そう、所謂 「憧れ」 となっているモノだ。
例えば、それは、グランボアのデモンタブルであり、ボンタのビスポークであったり。
4月某日 晴れ
GW間近の とある日。
私は、ボンタのビスポークに斜線を引くことにした。GWを利用してボンタにお邪魔しようと企んでいた。
思い立ったが吉日。
早速、ビスポークについて問い合わせをしてみると、何ともタイミングの悪い返信が。
「移転に伴い、新規のオーダーは6月以降の受付になってしまう」 との事。
何とも悔やみきれず、代わりに、靴の修理を依頼することにした。
その依頼した靴と云うのが、少々やっかいなモノで、都内を中心に展開している某靴修理屋さんで「修理不可能」と云われてしまった靴なのである。
その靴がコチラ。
まずは、購入当初の写真をいくつかUpする。
pantofola d'oro (パントフォラドーロ)
「黄金のスリッパ」の異名を持つイタリアのサッカーシューズブランドである。 黄金色でもなければ、スリッパにも向いていない逸品だ。
写真の通り、特徴的なソール。
伝統的なサッカーシューズの製法でつくられる。
「黄金のスリッパ」の異名を持つイタリアのサッカーシューズブランドである。 黄金色でもなければ、スリッパにも向いていない逸品だ。
写真の通り、特徴的なソール。
伝統的なサッカーシューズの製法でつくられる。
アッパーは、パティーヌ調のムラ感ある仕上げ。
そして、問題の修理不可能と云われた理由がコチラ。
見事に「エグれ」てしまった。
会社のサンプルラック(鉄製)に強烈なシュートを決めた証である。
キズもさることながら、私も相当ヘコんだ。
さて、この靴、既に私の手元に帰ってきている。そして、キーボードを叩く手もテンポが良い。
以上のことから修理上がりの結果は云わずもかな。
次回、2部完結にて写真と共に、その結果を紹介しようと思う。
部屋の片隅。 欲しいものリストに「BONTA」の名は、もう少し残るであろう。
- 大阪市北区梅田1-1-3
大阪駅前第3ビルB2-102
- 050-3552-9283
・後日談
GW 某日 晴れ
BONTAでオーダー出来なかったのが悔しく、羽田の「靴のハシモト」でオーダーしてしまった。 あははh...
Bontaの続き書きました。コチラからどうぞ。