空いてる時間にチクチク縫って、ようやく形が見えてきました。
今回は、写真だけサラサラ載せて、文章はその内ツラツラ書きます。
「芯据え」をしました。
テーラーの方が見たら「は?」と思うだろうし、プレタの方が見ても「え?」って思うかもしれません。
私にとっても実験的な芯据えで、100年以上前の古着達からたくさん教わりました。
しかし、100年前の美意識で芯を据えるとコスプレになってしまうので、現代のテーラーの先生方々から教わった方法を自分なりにアレンジし、ミックスしました。
前肩処理はもちろん「クンニョ」でやりました。
やってみて、実に合理的な方法だと感じました。しかし、メンドクサイ。
100年前に廃れた理由もよくわかります。
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上のクセ取りの写真には続きがあって、今回このジャケットを作るうえで1番のポイントでした。
結果はまずまずといったところでしょうか。
手応えはありました。改善点もありました。
AHの形からも見て取れる様に、今回はPivot Slleveです。
今回のピボットはちょっと自信があります。袖付けが楽しみでしょうがないです。
肩入れ・見返しもやってしまいました。
「衿付け」は苦労しました。自分の技術の無さに泣けました。笑
3回も付け直しました。仕事だったらクビですが、自分のシーチングなのでO.K.です。
やっぱり、ハンドで付けて良かったなと思います。
芯据えから何から全てハンドは骨が折れますが「顔」になる部分をハンドでやるだけで随分と表情が良くなります。
ちなみに、衿付けの工程は写真を全く取れませんでした・・・
泣きべそかきながら縫っていたので、撮るのを忘れてました・・・嗚呼。
袖は、だいぶ前に作っておいたので残る山場は「袖付け」でしょうか。
その他、細かい作業がチラチラ入りますが、遅くても10月中には完成させようと思います。
11日から会社が夏期休暇に入ります。
GWの長期休暇は引越しに追われ終われ、何も出来ませんでしたが夏期休暇は目的があります。
栃木県・埼玉県に行ってきます。たくさんの特殊ミシンと触れ合う予定です。
「独立」するまでに踏めるようになりたい特殊ミシンがあるので、勉強に行ってきます。楽しみ。
岡山にもまた行きたいな。・・・
岡山ってことで、みんなの師匠・舘野先生が東京で展示会をします。!
ブログにUPされていたので、こっちにもリンクしちゃいます。
舘野さんに会うの楽しみだなあ。