会場にはヤハリ、垣田さんもいらしてました。
鈴木さんと中野さんの対談に参加するのは2回目でして、今回はかなり良い収穫を得ました。!
ずっと調べていた「なで肩のルーツ」が私の中で、線で結ばれた気がします。!嗚呼ありがとうございます。質問してヨカッタ・・・
そして、鈴木さんの仮縫いのジャケットを舐めるように見させて頂きました。
美しかったです。
あの下袖のゆとり・・・私ダイスキです。目の保養になりました。
そして、鈴木さんの仮縫いのジャケットを舐めるように見させて頂きました。
美しかったです。
あの下袖のゆとり・・・私ダイスキです。目の保養になりました。
急ぎ足で向かった先は、中目黒ッス。
Mindbenders&classicsとGARMENT REPRODUCTION OF WORKERSの展示会に行ってきました。
ヤサシイ感じデシタ。ハイ。
チバ君、聞いてくれ。
で、
実は、ここからが本題でして
小生、先日東京の某ブランドのデザイナー様から、とあるお話を頂きまして、かくかくしかじかで、
久しぶりに街に出たし、原宿のお店に寄って行くか。!と思い。
思い立ったが吉日。
連絡なしにお店にお邪魔しました。すいません。
そして、例の古着を見させて頂きました。すいません。
私、結構シアワセでした。かなり。
良いですね。良いコートでした。スキです。わくわくしました。
内側のくるみボタンの雰囲気や衿付けのテクニックから、1910年代くらいのモノかな~なんて気がしてます。
台場が片側だけだったりと仕様も面白かったデス。勉強させて頂きました。
ありがとうございます。
が、
例のポケットが解りませんでした。
いくつかの予想は立てていたのですが、私も初めて見るデティールでした。
メルトンのコートの左側のみにつく10センチ程度の小さなスロッテドポケット・・・
非常に気になったので、家に帰ってから私のパターンコレクションを漁ったらスグに出てきました。
「SWORD SLIT」と云うミリタリー特有の剣を挿す為のデティールでした。!
参考写真
ポケットの上にあるスリットがソレです。
当時のイラストとパターンです。(1893年)
↓
2着見させて頂いたのですが、その内の1着はまさにこんな感じでした。
佇まいに迫力がありました。
さて、問題のSwrod Slitです。
↓
ここにいました。!(点線部)
その他、たくさん見つかりましたよ。!
↓
ここデス。
↓
こちらはダーツを利用して作られていますね。
当時の資料を見た限りですと、ミリタリーのカテゴリーで紹介されている服たちにSWROD SLITは紹介されていました。
実際にどのように剣を挿していたのか調べてみたら「共地の布で輪っかを作って、鍔を引っ掛ける」と、紹介されているモノもありました。
しかし、ソレのオリジナルのイラストや図解が紹介されておらず、
海外のコスプレサイトでレプリカのソレは見つけたのですが、何ともいえない悲しい出来なので、ここでは省きます。
さて、今日一日は鈴木健次郎さん・中野香織さんの対談に始まりSWORD SLITで終わる良き日でした。何より、花粉を感じなかったのがシアワセでした。COOOOOL JAM