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出版から18日目

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2025年1月21日「あたらしい近代服飾史の教科書」を上梓しました。


略して、あたきんです。うそです。
現時点の自分を1冊の本にまとめられたのは非常に嬉しいことです。
想像を上回る売れ行きに私も出版社も驚きました。

出版社の読みが外れ、発売1週間後にはAmazonを始めネットショップの在庫がなくなり第二刷までの約3週間ものあいだ「在庫切れ」となってしまいました。
予約販売の時点で好調だったため増刷して第一刷をあげましたが、足りませんでした。

営業担当の方は惜しい売り上げを逃したと大いに反省してください!うそです。すこしほんと。
ほんとうのことをいうと、私としては63点くらいの出来です。
もちろんベストを尽くし、惜しみない情熱と時間を注いでつくりました。

でも、まだまだこんなもんじゃないです。
もっともっと美しく、深い本がつくれます。つくります。
いま35歳ですが、30代のうちに、あと二冊は本を出したいと思っています。出します。

それくらい楽しい時間でしたし、実利もありました。
稼いだお金でまた美しい旧き衣服を迎え入れることができるかもしれない。
そしてまたその子を美しさを表現してゆく。その繰り返しです。

担当編集者の山田さんには心から感謝しています。
本当にありがとうございました。
たいへんな時期にお互い協力し合いつくりあげることが出来たのは善き経験となりました。この経験は二冊目、三冊目のときに活かせると確信しています。

そんな妄想もしつつ、今手元にあるこの一冊を海を越えて世界中に届けることが近々の目標です。
制作段階から海外へ届けることを念頭に置いていました。
すでに翻訳のオファーが多数きているそうです。


いけるところまでいこう。
どこまで届くのか、届かせられるのか、楽しみ。

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