この個展を成功させると決めたのは2018年6月でした。
成功させる為に必要なのは、失敗を重ねることです。
私には圧倒的に失敗の経験が少ないです。
つまり、「挑戦」した回数が少なすぎるのです。
私のキャリアスタートは技術職でした。
「モデリスト」と呼ばれる仕事です。
主な業務内容は、洋服のデザインからパターン製作、サンプル縫製、生産までに責任を持つ仕事です。
2016年に独立し、モデリストの傍ら、手探りで「半・分解展」という表現活動を始めました。
全国で展覧会を行うということは、多くのお金と体力と時間が、そして仲間が必要になります。
また、技術職で学んだ知見が全く通用しない別世界でもありました。
私はまだ、たったの5回しか「半・分解展」を開催したことがありません。
経験の量が少なすぎます。
しかし私は、モデリストから「衣服標本家」として、表現活動に軸足を構えることに決めました。
その世界で私は私の表現が出来ているのかは、わかりません。
私には、2020年に向けて準備をしつつも、意識的に自身が挑戦する場をつくる必要があります。
私には、2020年に向けて準備をしつつも、意識的に自身が挑戦する場をつくる必要があります。
その為につくったのが「半分解展研究所」や「半・分解展 アトリエ」です。
半・分解展は私個人で運営を行っています。
企業からバックアップを受けることはありません。
自らが動いて挑戦する以外に、方法はないのです。
正直、「半分解展研究所」や「半・分解展 アトリエ」に来てくださった方たちの中には、満足できなかった。
むしろ、落胆した方も少なくないと思っています。
私は、「半・分解展」を唯一無二の空間にするために、半・分解展では出来なかったことを、研究所やアトリエで挑戦しました。
例えば、
・第三者の作品を展示すること。
・抽象的な表現を強めること。
・人間性に迫るトークショーを開催すること。
・デジタルチケットに移行すること。
・入場料を大幅に引き上げること。
・入場料を無料にすること。
これらが、正しかったのか誤っていたのか、私にはまだわかりません。
しかし、来場者からいただいた、ひとつひとつの声、全てに耳を傾け、考え、2020年に繋げるため咀嚼しています。
多くの至らない点があったのは事実です。
この失敗と真摯に向きあい、同じ失敗を繰り返さないために修正するのみです。
今年2019年4~5月には、6回目、7回目となる「半・分解展」を開催します。
京都と福岡での開催が決定しました。
研究所やアトリエで得た知見をアウトプットする場です。
私は100年前の感動を100年後に伝えるために生きています。
そのはずですが、時々わからなくなります。
しかし、私は私に何度でも言い聞かせ、問いかけます。
100年前の感動とはなにか。
100年後に伝えるとはなにか。
私の感動とは、なにか。
・デジタルチケットに移行すること。
・入場料を大幅に引き上げること。
・入場料を無料にすること。
これらが、正しかったのか誤っていたのか、私にはまだわかりません。
しかし、来場者からいただいた、ひとつひとつの声、全てに耳を傾け、考え、2020年に繋げるため咀嚼しています。
多くの至らない点があったのは事実です。
この失敗と真摯に向きあい、同じ失敗を繰り返さないために修正するのみです。
今年2019年4~5月には、6回目、7回目となる「半・分解展」を開催します。
京都と福岡での開催が決定しました。
研究所やアトリエで得た知見をアウトプットする場です。
私は100年前の感動を100年後に伝えるために生きています。
そのはずですが、時々わからなくなります。
しかし、私は私に何度でも言い聞かせ、問いかけます。
100年前の感動とはなにか。
100年後に伝えるとはなにか。
私の感動とは、なにか。
京都展、福岡展がどうなるのかは、わかりません。
失敗を重ねるかもしれません。
しかし私は、あなたに私自分の言葉のみで、誠実に話すことを約束します。
以下
しかし私は、あなたに私自分の言葉のみで、誠実に話すことを約束します。
以下
「半分解展研究所」 「半・分解展 アトリエ」に足を運んでくださった方の感想になります。
「半・分解展」に行ってきた/展示におけるエモさの重要性
セミオーダー形式のシャツを手掛けているヒグチトモミさん。
展示の具体性よりも抽象性に注目してくださりました。
私が今もっとも表現したいのが抽象です。
ヒグチさんのnoteを読み、その重要性と危険性について再考するキッカケとなりました。
後編「半・分解展」咲季さんトークショーメインの感想・レポ
2018年の半・分解展。そして、2019年の半分解展研究所にも足を運んでくださった まなきさん。
前編、後編と2回に分け、トークショーを中心に詳細なレポート書いてくださいました。
文字数からも伝わる まなきさんの熱い想い。
半・分解展アトリエに行ってきました。
京都で行った半・分解展 アトリエ参加者の声です。
アトリエは賛否両論でした。抽象性を廃して、具体的な製図実演などにシフトした方が良いのかもしれません。
3/24は東京でアトリエを開催します。
半分解展研究所レポート(2019/01/18)
sitateru ITエンジニアの鶴巻さんがレポを書いてくださいました。
衣服に関しては素人という鶴巻さんですが、3000字を越える文字数でこと細かにまとめられています。
旧き衣服を媒体にして、業種を超えて伝わるものがありました。
Carpe Diem
ダンスウェアを手掛けるモデリスト Shiori SHIMOMURAさん。
2018年に開講した私の服づくり教室「DEMI DECO LABO」の受講生でもあります。
SHIMOMURAさんの仕立てたジャケットは、半分解展研究所に展示しました。
今を掴むことで、少しづつ未来に変化が起きてくる。私もSHIMOMURAさんのように変化を楽しめる人で有りたいと思います。