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French Hunting Jacket 1

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(8月1日追記・「French Hunting Jacket」を読者の方に見やすいように、順番通りに並べ替えました。)




アナタの好きな服ってなんスカ?
と聴かれたらヤッパリ1番はフランスのハンティングジャケットと答えます私。
でも、ストア系のスポーツジャケットも好きだなー
サイクルジャージもレタードカーディガンもヨロシイ。
マッキーノコートもハズせないな・・・

つーワケで、「French Hunting Jacket」と題してフランスモノのハンティングジャケットをいくつか(たくさん)紹介します。
ドゾ。



NO.1



生地はヘリンボーンッス。
珍しくないですか?
雰囲気バツグンにイイです。



脇の下の「タック」
この手のジャケットじゃまま見られます。
目立たない袖下で運動量を簡単に増やせるワケです。頭イイネ。!

私がテーラーリングを教えていただいた垣田先生はこれをドレープにしてしまいます。
垣田先生は通常のジャケットで袖ぐりを6~センチもイセます。
想像つきます?
その辺のテクニックは後ほど紹介します。アイロン操作が肝ッス。





NO.2




この手のジャケットでこんなに綺麗なラインを描く後姿は珍しいと思います。
ゲームポケットの縫い方が上手いからこんなにスマートに見えるのでしょうか?






NO.3
コイツ、かなりキてます。






この左肩のボタンは何なんでしょうか?
謎です・・・



左身頃





そして、問題の右身頃。!




ハイ、きました。
袖下が縫われていません。
これもハンティングジャケットに限らず昔の服にはまま見られました。
よく見るのは一次大戦くらいまでかな?

まあ、1番合理的に運動量を稼げる仕様ですね。
縫わなきゃいんだもん。



しかし、コイツに限ってはこのバックリ開いた袖は右袖のみなんです。
左袖は開いていません。
右利きだったのね。きっと。




縫製は全て単針ミシンでの折り伏せ縫いです。
とても丁寧です。
アームホールのパイピングに関しては手まつりされています。
とても丁寧です。

とてもね。



この服はオーダーして造られたモノではないでしょうか?
右袖のみ開けているし、手作業多いし・・・
そんなコトを想像させる服です。











































French Hunting Jacket第1回目はとりあえずココまでです。
一応NO.12まであります。わあ


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