稀に「展示の為に洋服を分解するのって大変そうですね」と聞かれることがあります。
「好きで分解をしてるんですよ~^0^」
と笑顔で返答しますが 「そう思われていたのか!」 と内心ショックを受けます。
もちろん相手には悪気があるわけでもなく、むしろ興味を持ってくれるだけありがたいのですが、自分がやっていることを正確に伝えるのは難しいなあ。と感じます。
半・分解展は、決して展示の為に洋服を分解しているものではありません。
私が10代の頃から「好き」という気持ちだけで 取集・研究・分解していた洋服が、少しづつ周りの人たちの興味関心の対象になっていき、結果、半・分解展が生まれたのです。
しかし経験として、自分が思う「正確さ」なんて非常に不確かなものなので、初めから正確に伝えようとすることが、おかしいのかもしれません。
相手が受け取ったものを自分も大切にしたいです。
半・分解展の面白いところは衣食住の「衣」が不確かなものであることを証明している点にあると思います。
あなたにとって衣とはなんでしょうか。
なにを思い浮かべますか。
それを ぶち壊してしまうのが「半・分解展」だと思います。
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