「芸術の現在Ⅱ」
10月17日(火)に 慶應義塾大学 三田キャンパス での第1回目の講義が終了しました。
担当した授業は、芸術の現在Ⅱ
げ、 げ い じ ゅ つ の げ ん ざ い 、に ?
・・・なにそれ美味しいの^0^?
慶應で、初体験 ×2
これまで「芸術」というテーマで講義をしたことなんて無かったので、ギリギリまで何をどうやって話そうか迷いました。
ファッションの分野を飛び出し、芸術の分野で講義した事が、初体験その1です。
結果的には、いつも大切にしている「本物を体験・体感」してもらうことを、より噛み砕きながら授業を進めてみました。
まずは、私の「モデリスト」というアパレル技術職の仕事内容を説明し、続けて「半・分解展」というアート活動?を伝えてみました。 アドリブで頑張りました。
今まで、私が講義をする時は 同業の技術職や古着に興味のあるマニアな方から、お金を頂いて 話しをしていました。
お金を払ってまで聴きに来るプロフェッショナルな方達なので、私が超爆笑ギャグを入れようとも気にも留めず、勝手に学び、勝手に吸収してくれました。
ところは今回は勝手が違います。
「芸術の現在Ⅱ」なんていうイカした授業を取る、天下の慶應ボーイ&ガールが相手です。
彼ら彼女からしたら「変なオッサンが、変な服を持って来た」という感想しか持たないはず。
とりあえず、同じ平成生まれアピールを過剰にしつつ、いつも以上に超爆笑ギャグをブッ込みました・・・ 笑ってくれました。初体験その2です。
大抵の場合、初体験はほろ苦い思い出となりますが、この写真を見ての通り Love & Peace を体現した形となりました。
慶應での授業は来週24日にも控えております。
次回は、知られざる衣服の歴史に、もう一歩踏み込んだ内容にしようと思っているので、楽しみにしていて下さい。 昼後の授業だけど寝させないからな。!
締めは、事後の恍惚とした表情でお別れしたいと思います。
本当にありがとうございました。