銀座で行われている「エスプリ ディオール」
先週末は、タイユールを担当している職人がデモンストレーションを行った。
前にも展示は見ていたのだけれども、タイユールの担当者が来るとの事で再び足を運んだ。
もちろん、それは大変興味深く、八刺しの糸の引き方 や 生地を切る鋏の抜き方。 ひとつひとつが神秘的に感じられた。 衿付けのシーンは、夢中で写真に収めた。
だけど、もっと心に響いたのは、コチラの展示。
だから、まずは、HERMES LEATHER FOREVERを先に紹介したい。
場所は、上野の東京国立博物館。
私は、日曜の真っ昼間に行ったのだけれど、銀座のディオールより人混みもなく、ゆっくりと鑑賞することが出来た。
きっとそれは、建物自体が広いので、そんな時間帯でも落着いて感じたのだろう。
エルメスもディオールも入場は 無料。
きっと、みんな行ってみるべきだ。
きっと、何回も足を止めることになるだろう。
あなたは、凝ったプレゼンテーションに見入ってしまうから。
19世紀中葉のボストンバック。
20年間大切に使われたハンドバック。
グローヴと香水の贈り物。
そのどれもが、紛れもなくエルメスの歴史。香り。
そっと、周りに目をやって、私が気がついたのは 日本の美。
そういったことも、ひっくるめて、エルメスは素晴らしい と身に染みて感じた。
嗚呼。
きっと、年内に、もういちど 行く。!