以前、紹介した大阪の修理靴・注文靴 BONTA
修理を依頼した靴は pantofola d'oro その仕上がりを報告したいと思う。
仕上がりには大変満足している。
あの エグれたキズ が元は何処にあったのか、目を凝らさないと解らない程に修理されていた。
トゥ周りの小キズもなくなり、ピカピカに磨いて頂いた。
トゥ周りの小キズもなくなり、ピカピカに磨いて頂いた。
履き始めて3年になるがエイジングも良い感じに育っている。
実は、キズの修理にあたり、ソールの交換も同時に依頼した。
元々、この靴はサッカーシューズがモチーフになっており、ソールのつくりが非常に特徴的であった。
しかし、舗装された路面を歩くには、どうも勝手が悪く、特に自転車との相性は最悪で、ペダルから滑ること々ること。いっそのこと、ラバーソールにしたいと思っていたのだ。
そこで、今回、ヒールをつくり爪先周りにハーフラバーソールを貼ってもらった。
仕上がりは御覧の通り。 是非、前回の投稿と比べ、その変貌ぶりを感じてほしい。
結果、本当に歩きやすくなった。 まるで別の靴を履いているかの様な感覚。
正直この靴は、歩き辛さが原因で使用頻度が乏しかったのだが、是で気兼ねなく履けるようになった。
当初、私はソールの交換について、漠然としたイメージしか持ち合わせていなかったが、私のイメージに沿ってBontaから幾つかの提案と見積もりを頂き、このリペア方法に落ち着いた。
メエルのみのやりとりだったが、全く以てスムーズに進んだ。
何より、私が感動したのが、クオリティはもちろんのこと、その「納期」と「価格」だ。
私が修理を依頼した時期が、ちょうど店舗移転と重なったにも関わらず、なんと一週間足らずで手元帰ってきたのである。 これにはえらく驚いた。
この驚きを感動にまで昇華させたのは、その修理代金。
ヒールづくり・ハーフラバーソール・傷補修に磨きで 7100円也。
他店では断られてしまった傷補修に特殊なソールのリペアをやって頂いたと云うことが、私にとっては、掛け替えのない感動である。
BontaのBlogにある「修理靴」と云うカテゴリを見ると、これまでの修理歴を見ることが出来る。 どの修理靴を見ても良心的な価格ではないだろうか。?
この様な特殊なリペアも受付けつつ、注文靴も手掛けているのがBontaの魅力だと思う。
洋服に置き換えても、「つくる」のと「なおす」のには、大きな違いがあり、双方の知識と技術がなければ、なかなか形にすることは難しい。
私は靴づくりのことを何も知らないのだけれど、自分の持つ技術をOpenにして、公に向けて発信している姿に共感を覚えずにはいられない。
BontaのBlogを見ていると、心が躍る。